2019年度のディストピアTVアニメ動画ランキング 1

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60.2 1 2019年度のディストピアアニメランキング1位
消滅都市(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★☆☆ 2.9 (165)
663人が棚に入れました
ある日、ひとつの都市が消滅した――。一匹狼の運び屋の男タクヤと、消滅から唯一生還したと言われる少女ユキ。ふたりは、消息を絶ったと思われていたユキの父親からのメッセージを頼りに消滅都市へと向かうことになる。しかし、そんなふたりの前に思わぬ障害が立ちはだかる。それはユキにとって、あまりに衝撃的な現実で――。残された人の想い、暗躍する謎の組織、そして隠された陰謀。タクヤとユキ、全くの他人だったふたりは、旅の中で絆を深めつつ、消滅都市の謎へと迫ってゆく。

声優・キャラクター
花澤香菜、杉田智和、中村悠一、朝井彩加、新垣樽助、愛美、西村太佑、中恵光城、高橋信、高橋英則、今井麻美、佐倉綾音、松岡禎丞、島﨑信長、KENN、日岡なつみ、黒沢ともよ、鈴木崚汰、てらそままさき、山谷祥生、社本悠、岩井映美里、直田姫奈、大西亜玖璃、園山ひかり、玄田哲章、津田健次郎
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

90年代後半の歌姫マジ最強説

ゲームはしてないがCMで流れてたエキサイトバイクみたいなのは面白そう


ラクーナ・ケミカル社の企業城下町ラクーナシティ・・・
平和な町は一瞬にして恐怖に包まれた。町の一部が突如として消失し、エリアにいた人々を飲みこんでしまったのだ。
誰もが彼らの生存を絶望視していたその時! 彼らは帰還を果たす。生ける屍と変わり果てた姿で…


すいませんm(__)m 大嘘です。
ラクーナ・ケミカル社は作中出てきますが、ラクーンシティもアンブレラもゾンビも出てきません。ちょっとだけT-ウィルスに侵されてるんじゃないか説が流れているというのはあくまで個人の感想です。
※注 バイオ・ハザード参照


『消滅都市』。タイトル買いです。ネーミングでそそられたのが視聴動機。ゲームは続編出たりとしょぼくはない模様ですがアニメはイマイチでした。


 ちぐはぐ


としか言いようがない作品です。
その最たるものはEDだったと思ってます。あらすじは割愛して、、、
とある事故発生を機にいろんなものを失った者たちの顛末とその事故の真相を追う物語です。

そのエンディング、、、
「Swallowtail Butterfly」1996年CHARAというか映画『スワロウテイル』の劇中バンド「YEN TOWN BAND」の曲をヒロイン役の花澤香菜さんがカバーしてました。
『スワロウテイル』は“居場所をなくした者たちの物語”。本作のストーリーラインとも合っていそうに見えましたが、{netabare}第3話からと{/netabare}早々にアニメに出てきたアイドルグループ「SPR5」のキャラソンに変更ししばらく経過。彼女らが作品の鍵になっているかといえばそんなこともなく、{netabare}ほぼ捨てキャラ扱いで登場期会もほぼないまま、{/netabare}EDだけは彼女らの曲が流れ続けてました。

「Hello, Again」1995年 My Little Loverのをこれまたざーさんがカバーしてました。
大切な人との別れを受け止め前を向いて歩いていくといった歌詞も同じく本作のその回の内容と合っていそうに見えましたが、翌週EDで「SPR5」が華麗に復活(苦笑)

なお噂のED曲「With Your Breath」はシリアスさとは真逆の喜びの唄。サビの歌詞に含まれてるピアチェーレは“好き”の意だったりします。どうも本編と乖離し過ぎていてついていけません。
実はこれまでの流れを見事に断ち切って消滅させるというタイトル回収に忠実な神EDということなのかしら。


ツッコミどころはこの際置いときます。全てが唐突。
・その原付売ってくれと言いたい程の高性能スクーターも、
・低予算JOJOと思しき似非スタンドバトルも、
・レボリューションしちゃったタマシイの存在も、
{netabare}・モンスター化しちゃったタイヨウ所長も、{/netabare}
B級作品愛好家には嗜好の品となっていたでしょうに、そこまで至らない。

前後が繋がらないためストーリーが入ってきません。ちょっと良さげなエピソードも右から左へ流れていきます。

{netabare}並行世界はどんなだったろう?(第9話)
あっちの世界の数百万人を救うためこっちの世界に穴をあける、って緊急避難してきたあっちの連中とこっちの同一人物との処理はどうするのか。あれだけ干渉を避けることに神経質になってたのに。
50年の時を経た男女3人の白骨死体もよくわからんかったです。というより考えるのを止めました。
8話以降の展開は悪くない。雰囲気だけで乗り切りたかったな~、が本音です。{/netabare}


お薦めはしません。こういったシリアス(にしたい)作品は説明が不足すると緊張感が保てず低質の喜劇に成り果てます。
{netabare}天むすとポテチを一緒に食べたら美味いんだろうか? それがちょっと気になるくらいで、{/netabare}
恐らく数か月もしたら誰にも見向きされずに忘却の彼方へと去っていく残念アニメとなるに違いありません。


口直しに小林武史繋がりでカラオケでミスチルかしら?
主役がYUKIとTAKUYAだけにあっちかな? 
あー再結成とかないんだろうなー 消滅しちゃったしなー



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2020.01.28
《配点を修正》-0.1


視聴時期:2019年4月~6月


2019.06.28 初稿
2019.07.18 修正
2020.01.28 配点修正/レビュータイトル変更

投稿 : 2024/09/14
♥ : 45

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

なぜか完走しました!(基本設定はそんなに悪くないような…? でもそんなに面白くはないかも(笑)。)

花澤香菜さん(本人)が実写で出てくる謎のCM(ゲーム『消滅都市 ~ After Lost』)を挟んだり謎のアイドルユニットSPR5(シュプリーム・ファイブ)がEDを歌っていたり作中にも出てきたりする、ややおかしなテイストを感じるなんちゃってSF作品です。

作中で「ロスト」と呼ばれる時空特異点が発生して半径何十キロだかの都市の一角が消滅してしまい、その現象の中で唯一の生き残りとされる「ユキ」という少女にまつわるお話でした。

「ロスト」という名称はさておきそういった時空特異点やパラレルワールドなどが設定に含まれる話はありきたりといえばありきたりですが、手堅く作ればそれなりのストーリーができるとは思います。

その意味では本作も惜しいといえばいえなくもないですがこれといった決め手はなくて、視聴者が良くわからないうちに魂によるジョジョでいうところの「スタンド・バトル」的なものが始まってしまい、「想いの力の強い者が勝つ」とかなんだかなあなことを言われてとくにカタルシスもないまま終わるという残念な作品になってしまいました。

作画もあんまり良くはないですし、頑張って観なくても良いかなあという感じですね。お勧めはあんまりしません。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 31

元毛玉 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

どうしてこうなった系都市

原作未プレイ

ゲームは割と名前を良く耳にしていたので
面白いのかな?と期待度をかなりあげて視聴

お話のざっくり概要
ロストと呼ばれる現象で空間が丸ごと消える世界
中でお父さんが呼んでるから行くという
メインヒロインのユキと
それをなぜか助ける運び屋のタクヤ
二人をメインに据えたよく分からないストーリー
ってな感じ

んーと、なんかキャラの動機がいまいち
理解できない。そういうストーリーだから行動してる感

戦闘は概ねジョジョのスタンドバトル
戦闘は絵が動かな過ぎて草が生えるレベルです。

なんていうかこの内容なら、最終話の方を
各話に少しずつ入れて、時系列を少しまばらに構成して
そうなるのは分かるんだけど、どういった経緯で?
どういった動機があって、今に至ってるの?
ってそういった視聴側のモチベーションのもってきかた
の方がもう少し評価上がった気がします。

今の構成だと、まぁそうなるんだろうなーと思いつつ
特に続きを見たいというモチベーションも無く
「1話みたいなネタまたあるかな?」ぐらいの
感覚で見てる次第…
ゲーム原作系は展開やラストが予想しやすいので
その分、導入や道中での惹きつけを工夫が必要と思います

なんで今更レビュー書いてるのかって?
酷評になりそうだから書くつもりなかったんですけど
チャットで完走したのなら書いてくださいよ
と言われて、仕方が無い期待に応えてネタレビュー書くか
と一念発起した次第っす。

多くの人がツッコむであろう
スクーターのダイナミック着地とか
走っているスピードが異常とか
唐突すぎるアイドル成分とか色々あるけど
CMのはなざーさんがモノクロで
年齢が誤魔化せない感じで
「おば…いやベテランになったなぁ(しみじみ)」
と思ったっすw というか正直夢をみせて欲しいので
カラーで修正バリバリでお願いします!w

繋ぎなくCMにすっと入るたびに
物凄く現実に引き戻されました(苦笑)
時の流れは残酷だ…

作品の評価としては
低予算なのか作画は動かない事が多くて残念

声優は合ってない気がしました。
特にユキ。母親役はちょうど良かったけど
あの年齢をやるには声がもう低すぎるかなぁと
思春期特有の自分勝手さや必死さも出せてないし
タクヤが叫ぶとなんかギャグになっちゃうんだよなぁ
もうそれは仕方が無いと諦めるしかないけどw

あと、B級力はかなり高いです。
今年のB級ランカーの中でもかなりの上位B級力

キャラの動機、突然のアイドル要素、謎のスクーター
とってつけたようなスタンド能力、向こう側の世界観
劣化ダルとそのキャラ付けやこだわりポイント
父親と母親の馴れ初めとグリーンピース

あと、この作品の存在意義…すべてが「Why?How happen?」
な感じなのでかなりのB級力です。
そもそも二人しかキャラの名前覚えなくて大丈夫な時点で
他のキャラの存在価値…(ホロリ)

まぁ、それでもちゃんと完走した事は評価したいです。
ゲーム原作だと色々と縛りも多くて
思ったように作れなかったんでしょう。
予算も少なくて動画にも手が回せなかったのでしょう。

…でもまぁ面白いものを提供して下さいよw
これじゃ公式の原作ネガキャンですよ~(´;ω;`)
アニメ見終わったらゲームやろうかなと考えてて
ゲームをプレイする事は一生無くなった作品の一つです。

ま、それでもそれを酒のつまみにして楽しんでましたw
「えーwwこんなんあるわけないっしょーwなんでぇw」
って感じで。何回か( ゚д゚)ポカーンも合ったけど
総じてはまぁB級として楽しんでましたw

でも、ほんとどうしてこうなった??

投稿 : 2024/09/14
♥ : 27
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